体の状態を知ろう
- 2017.05.25 Thursday
- 18:31
こんばんは!
極楽錠前代表のKすがです。
昨日、一日ブログをお休みしてしまいましたが、くじけず続けます。
そもそも「ほぼ毎日」更新したいな、というくらいですし、あまり完璧を目指してそのままやめてしまうより、ちょっとお休みしても、引き続きやり続けるのが大事なことだろうと思っています。ダイエットや運動など、日常習慣を変えようとする場合には、そのくらいのつもりでやるのが良いそうです。
さて、今日はマインドフルネスの中にある、ボディスキャンについてお話しします。
マインドフルネスは瞑想をして心を落ち着かせて、現在のありのままに集中する、そしてパフォーマンスを上げるという手法だというのは、以前お話ししました。この、迷走をしている間にボディスキャンをすることによって、自分の体の状態をよく感じ、脱力にも役立つのではないかと考えています。では、やりかたを見ていきましょう。
胡坐をかくか、マットや布団のようなところに仰向けに寝て、しばらくゆっくりと呼吸をし、瞑想の態勢に入ります。
瞑想の間は呼吸に集中していきます。
呼吸に意識が集中できたら、次に手の先、腕、肩、背中、首、頭、胸、おなか、お尻、腿、膝、ふくらはぎ、足先など、順番に体の各部分に意識を向け、そこが感じる感覚を味わいます。少し暖かく感じたり、逆に痛みを感じたり、力が入っている、しびれている、など、いろいろな感覚が感じられると思います。各部分1分〜数分かけて、ゆっくり自分の感覚を確認していきます。どこから始めても良いのですが、頭から足先までCTスキャンのように確認していくのも良いかもしれません。逆に足先から意識を向けてもOKです。
大切なのは、このセッションを行っている間、自分の体の各部分がどのように力が入っていて、どのような感触を持っているのか自分で良く感じることです。リコーダーの練習をしているときにも、自分の体のことを意外と忘れているものです。知らないうちに腕や指に力が入ったり、全身のバランスが崩れてどこかに力が入ったりすることがあります。その状態に気を配ることを、自分でも忘れてしまうので、なかなか脱力が進まないということになります。
ボディスキャンをやることによって、普段から自分の体の隅々まで意識を持っていくことを練習し、普段の生活の中でも自分の体の状態を感知できるようになると思います。ボディスキャンを寝る前に行うことによって、交感神経の興奮を抑え、良く寝られる、という話もあります。布団に入った時に思い出して試してみてください。
皆様のリコーダー技術の進歩をお祈りしております!
第10回演奏会まであと86日!