「現在・過去・未来」がテーマ、今日は過去

  • 2017.06.28 Wednesday
  • 23:06

こんばんは!

極楽錠前のKすがです。

 

第10回演奏会のテーマは「現在・過去・未来」です。テーマに沿った曲を選び、台本を整え、準備を着々と行っています。

 

このテーマに関連して、自分の過去について考えてみました。

テーマがきっかけにもなっていますが、おこちゃんとの対話とか、最近、末井さんの本を買ったことも影響しています。

末井さん(=末井昭)は白夜書房の編集&社長だった人ですが、ギャンブルで数億円の借金を作ったり、西原さんと高額レートのマージャンをしていたことでも有名です。私の中では、末井さんは、小学校一年生の時に、肺結核だった母親(30歳)が隣に住んでる男(22歳)と不倫してダイナマイトで自殺したということで、印象に残っています。日本でダイナマイトで自殺した人って、松永久秀と末井さんの母親くらいじゃないの?

末井さんが言うには「ブログって自分の切実な話を書いたほうが、閲覧数が上がるんだよ」だそうです。別にこのブログで閲覧数がどうこういうことはないですが、切実な話ってのもコミュニケーションには重要なことなのかも、と思う次第です。

 

で、私の過去の話。

私が生まれたのは、そこそこ高い山に囲まれた小さな盆地の、そのまた片隅にある小さな田舎町。海には遠く、山岳地帯というほどでもないN県の田舎。

両親が音楽教室の先生で共働き、父方の祖父母と4つ下の妹と一緒に暮らす6人家族でした。実家はKすがの中では本家だったらしく、ほかの分家とは違うとか、なんだかよくわからない優越感の祖父母と父親だったような気がします。

 

私が生まれたころは音楽教室が忙しかったらしく、父母とも日中は生徒の対応に追われていたようで、私の面倒は祖母が主に見ていたらしいです。祖母は孫をかわいいと思いつつ、面倒を見ることを快く思っていなかったようで、「子育てを祖父母に任せる母親はいかがなものか」と思っていたようです。それなのに、孫は母親のおっぱいを欲しがるので、不愉快だったみたいです。(赤ん坊がおっぱい欲しがっても、しょうがないよね)

 

そんなわけで、嫁姑の仲は、ご多分に漏れず良くなかったKすが家でした。さらに悪いことに、父母の仲も私が幼少のころから悪かったように記憶しています。幼少のころに思い出すことといえば、薄暗い中に母親だけと一緒に寝ている自分。クリスマスの時に、ホールのケーキを用意していたのですが、帰ってきた父親がなぜかものすごく怒っていて、ケーキを足で踏みつぶした挙句、母親と私と妹は、布団ごと雪が降るおもてに放り出されました。昔のことですから、父親が母親を殴ったりもしていましたし、自分も叩かれたりしました。楽しかったこともありましたが、私のせいで後がひどいことになったのを憶えています。生まれて初めて外食で食べたハンバーグがおいしくて、あまりに喜んで食べすぎた私は、夜中に毛布の上に嘔吐しました。「こんなになるなら食べさせなければよかった」と言われたと思います。4歳ごろに父親にスキーに連れて行ってもらって、父親のスキーの上に乗っけてもらって、たいそう興奮してしまった私は、その日の夜に高熱を出しました。家の中でいつも父母や嫁姑がケンカをしていたので、時々、隣のうちのおじさんおばさん(山羊を飼っているうちだったので、「めえめえのおうち」のおじさんおばさんと言っていました)のところに行って、「お願いだから、お父さん、お母さんのケンカを止めてほしい」とお願いしていました。夜中に行ったりしたこともあります。母親とばあさんは、私を間にケンカをしていて、お互いに直接言い合うのではなく、私をメッセンジャーにして、相手のことを非難したり罵ったりしていました。祖母からは「あんたの母親はこれこれこうだから、こんな悪いことを直せって言ってきなさい」と言われ、母親からは「おばあちゃんは考え方がおかしいから、あんたが言ってきなさい」と言われました。父や祖父に助けを求めても、「そういうもんだから」と言われて終わりになりました。祖母からは、「お母さんが悪いせいで、お父さんは機嫌が悪くて(今でいうところの「ストレスが高い」ってことですかね)、だからおばあちゃんはお金を出してあげて、お父さんは一人で旅行に行っているんだよ」と、言われたりしました。

でもKすが家の外面はとてもよくて、「Kすがさん(私の父)は優秀だから」とか「おばあちゃんは民生委員で」とか、「Kすがさんちの子供さん(私)だからさぞかし優秀でしょう」みたいなことを言われていました。他人が来ているときは本当に外面が良かったです。

 

ともかく、家の仲がぐちゃぐちゃだったし、ケンカが多かったので、私の言葉はとてもいい方がきつくて乱暴な感じになっていきました。小学校のころ、「なんでそんなにケンカしてるみたいな言い方するの?」と言われたりしました。(言われて傷ついたことを覚えていて、その時からずっと直したいと思っていました)小学校低学年のころは、友達と叩いたり叩かれたりということはあると思いますが、たぶん、女の子のわりに暴力的な子供だったと思います。

 

言葉遣いや粗暴な行いのほか、成績が良かったこと、学期の途中で盲腸から腹膜炎を併発して長期に学校を休んだこと、といった複合的な原因があり、小学校4年生から、いじめられるようになりました。私以外にも同じクラスで何人かいじめられている人はいましたが、子供同士の無邪気な遊び程度のいじめではなく、人格が壊れるようないじめがありました。

汚いと言って無視したり仲間はずれにすることはましな方です。男の子の中には裸にされて手足を押さえつけられて体をいじられるということもあったようです。私は直接見ていませんが、「やめろーーーやめてくれーーー」という叫びが今も忘れられません。

私は学級会で「なぜKすがさんをいじめるか」という会を開かれ、「Kすがは、こういうわるいところがある」ということをたくさん聞きました。本当は「そういったいじめはやめよう」という趣旨だった学級会が「Kすがはこんなだからいじめられても仕方ない」という論旨になりました。そのあと、いじめっこの男の子と相撲を取らされて、全員がその男の子を応援し、その挙句に私が勝ったら、「相撲に勝つほど強いやつは、いじめられているなんて言えない」という論調になりました。

学校から帰るとき、歩いて40分くらいかかるのですが、いじめっ子のランドセルを全部背負わされて帰ることがしょっちゅうでした。じゃんけんで負けたら背負うということになっていますが、結局いじめっ子が勝つまでじゃんけんするんだから、勝負は決まっています。

大掃除で3階の窓ガラスを一生懸命拭いていて、外側まで拭きたくなった私は窓の桟に足をかけて、外ガラスを拭いていました。それを見ていたクラスメートが、窓ガラスを閉めて鍵を掛けました。その時学校は工事中で、窓の下は掘り返してあり鉄筋コンクリートの基礎がむき出しになっていました。高さにして4階以上はあったと思います。私は窓ガラスの桟に指と足をかけていただけで、命綱などなかったので、焦って窓を開けてくれるように窓をたたきました。クラスメートは笑って無視しました。しばらくして先生が気付き、窓を開けてもらえましたが、それを見ていたクラスメートは「大げさな」と言って憤慨していました。

いじめっ子は問題を起こしては先生に殴られていましたが、ある時、「なぜKすがは殴られないんだ、不公平だ」という話になり、なぜか黒板の前に立たされて先生に思い切り殴られました。先生は馬鹿だから殴った後に「なんで俺はこんなことをするんだー」とか言って、泣いていました。本当に馬鹿ですね。

女子からは、「盲腸の手術の後を見せてほしい」と言われて、仕方なく見せたりしましたが、「ひどいねー」「すごいねー」「こんなになっちゃうんだ」みたいな反応で、結局他人の不幸見たさというか、興味本位でそういうことをするんだということがわかりました。言葉に関して考えると、女の子のほうが結構ひどいことを言っていました。

このころ、神様に祈ることとしては、「明日一日だけでいいので、いじめられませんように、何も起こりませんように」ということでした。タイムボカンのようなものが突然出てきて、自分を連れ去ってくれるということがあればいいのにと思いました。

5年生のころ東京から転校してきた転校生は、いじめられていないにも関わらず、数日いただけで、教室を逃げ出しました。それくらい異常な教室状況だったと思います。

 

そんな世界を生きてきたので、小学生のころ、楽しかったよね、昭和ってよかったよね、という感覚がありません。あと、家族っていいよね、という感覚がありません。できていたのかどうかはわかりませんし、単に自分の気分だけだったのかもしれませんが、家族の不機嫌を一身に背負っていた私は、家族なんていらないと思うに至りました。また、自分が大人になって自分の家族と同じような性格になることを恐怖しました。

他人に関しては、表面では取り繕っていても、裏では何を考えていて何をしているかわからない人が多いのだな、とも思ったりしました。変なことを言って、意味なく自分を傷つける人もいるのだな、とか。まあ、その時にはその人なりの理屈や理由があって、いじめをしていたとも考えられますが、「それなら、仕方ないね、いじめても当然だね」と言えるほど私は神でもないので。

 

長くてスミマセンが、まだこの話、続くような気がします。

第10回演奏会まであと51日かも。

 

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