座った時の姿勢

  • 2017.05.12 Friday
  • 22:43

こんばんは!

極楽錠前代表のKすがです。

 

昨日は立ったときの姿勢についてお話しました。本日は座った時の姿勢についてお話しします。

立ったときにどこに重心がかかるか、ということは、昨日のお話でなんとなく分かったのではないかと思います。

 

では、座った時に良い姿勢でいるためには、どこに注目したらよいのでしょうか?

 

座った時の姿勢について考える前に、一度膝立ちをしてみてください。

膝立ちというのは、下図のように、床に膝を付けてまっすぐ立つ感じです。

膝から垂直に上がったところに頭のてっぺんが来る感覚です。

膝〜頭のてっぺんを結んだ線(赤い線)が体の中心をとおっている感覚。

大腿骨の上に骨盤が乗っていて、尾てい骨から背骨が積みあがっていき、頭蓋骨を支えているイメージです。

うまくできると、背骨で体重を支えることができ、楽な感じで体がまっすぐになっていることを感じることができます。

自分の姿勢を少しずつ変えながら、楽になるところを探してみてください。

たぶん、普通に座って姿勢を変えるより、膝立ちの姿勢のほうが、猫背にならずにまっすぐに体を支えることができると思います。

 

膝立ちで自分の膝〜骨盤〜頭頂部までまっすぐになった状態を作れるようになったら、次に座ってみます。

膝立ちで立った後に単純にお尻を後ろに下して、ぺたんと座れる(いわゆる女座り)ようでしたら、そのまま座ってみてください。

一度立って、いすに座るようでしたら、骨盤〜頭頂部のまっすぐな感じを保ったまま、椅子に座ることを考えてみます。

座るアクションを起こすときは、赤い線が少し斜め前方上方向に引かれるような意識を持ちつつ、椅子に座ります。

椅子に座った後は、骨盤〜頭頂部がまっすぐになって、背骨が体重を支えてくれていること、体が楽なことを確認します。

 

 

骨盤部分でもっとも体重がかかるところは、座骨です。

まさに「座る骨」である座骨。

感覚的には両方のお尻のお肉の奥の方にある、二つの座骨に体重がかかり、骨盤が「立っている」感じがあると良いと思います。

骨盤が「立っている」感覚は、膝立ちで良い姿勢を取った時に確認しておいてください。

座骨に体重がかかる感じは、座った時でないとわかりません。

自分の座骨の位置を、触って確かめると良いと思います。お尻の肉をかき分けて、一番丈夫そうな骨を探してください。

そこに頭から上半身の体重が、ぐっと、かかっていること、頭から首にかけて上に伸びている感覚、を確認できれば、姿勢は良くなっていると思います。

 

椅子に座っても、あぐらをかいても、ぺたんと女座りしても、座骨に体重がかかって、骨盤が「立っている」感じがあれば、上半身の姿勢は楽にまっすぐになっていると思います。この姿勢であれば、背骨が体重を支えてくれているので、比較的楽に肩や腕を動かすことができると思います。肩や腕が楽になれば、リコーダーを持ったり、指を動かすのも楽になるのではないかと思います。

 

ところで、良い姿勢をとったとしても、ずっと同じ姿勢でいることは、良いことではありません。楽な姿勢でずっと布団に横になっていると床ずれができるように、同じ姿勢で動かないでいると、筋肉が固まってしまったり、動きにくくなったり、血液やリンパ液などの循環が悪くなるというデメリットがあります。

ですので、ずっと同じ姿勢で固まっている、ということに変化をもたらすことにも意味があります。

 

自分の姿勢が良さそうだ、と思っても、一定の時間が経過した後は、少し姿勢を変えてみる。

いつもとっている姿勢を、今日は少しだけ変えてみる。腰や腕や肩が痛くなる前に、別の姿勢に変えてみる。

自分の姿勢や体重のかけ方、重心の位置、背骨や座骨の位置を確認しながら、姿勢を変えてみる。

そんな意識をもって、練習してみるだけで、いつもの景色が違って見えるかもしれません。

姿勢や脱力に関しては、一度では、なかなかわからなくても、何度か試しているうちに、自分の意識や体の状態も変わってくる可能性があります。

人間の体や意識は、すぐに変わることはできませんが、何度もトライしているうちに、感じ方や対処の仕方が変わってくることがあります。それまでに時間がかかることもあるかもしれませんが、ぜひ可能性を追求してみてください。

姿勢や息の練習は、楽器がなくてもできることですので、電車の中やちょっとした休憩時間にもできるというメリットがあります。また、リコーダーの演奏だけでなく日常生活のQOLの向上にも役立てるかもしれません。

ちょっとやっただけで「できない」と結論してしまうのは、とてももったいないことだと思います。

体の問題に取り組むことは、リコーダー技術の向上にとって、とても意味のある事で、やる価値のある事と思います。

 

これからも一緒に頑張りましょう!

本番まであと 99日 です。

 

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