良い姿勢について

  • 2017.05.10 Wednesday
  • 23:16

こんばんは!

極楽錠前 代表のKすがです。

 

昨日、極楽錠前の脱力練習についてお話ししましたが、その中に「楽で姿勢良い状態」という言葉がありました。

今日は、「楽で姿勢良い状態」についてのお話し。

 

みなさんは、「楽で姿勢良い状態」という、曖昧な言葉で、自分の体のどのような状態を想像するでしょうか?

「自分なりに楽な姿勢」「背筋が伸びている」「全体的に脱力ができている感じ」「座っている」「緊張してない」などなど…。

 

正解は、目的次第!…というのが、私の結論です。

例えば、社交ダンスをやる人にとっては、こんな姿勢が良い状態です。(楽かどうか、はその人の慣れにもよります)

胸から上が少し背中の方に反っていて、頭の向きは真上というよりは斜め上方向。

背中の筋肉はやや縮み気味、胸の筋肉は伸び気味な感じ。

素敵ですね!はたから見ていても、とても躍動的で、のびのびしている、生き生きしている感じです。

でも、結構背中の筋肉が緊張している様子が見て取れます。それなりに筋力を使っているようです。

 

では、とくに目的もなくなんとなく座っているだけ、PCやスマホをいじっているときはどうでしょうか?

主に、背中側にもたれかかっているか、逆に前傾姿勢になっていることが多いのではないかと思います。

通常、多くの方は仝綏校兩、A扱校兩になってしまうようです。なぜ△寮気靴せ兩にならないのでしょうか?

答えは簡単、´の姿勢が楽だからです。この姿勢は、背筋や腹筋の筋力の消費が少なく、

一時的には「楽だ」と感じられる姿勢だから、このような姿勢になるのです。

PCやスマホをいじる姿勢として、目的にかなっているなら、このような姿勢もアリ、かもしれません。

(私としては長い間この´の姿勢を続けていて、体に良い結果になるとは思えませんが…)

 

では、リコーダーを吹くときにはどんな姿勢が、「楽で姿勢良い状態」なのでしょうか?

どのような姿勢が、「リコーダーを吹く」という目的にかなっているのでしょうか?

 

・たくさん息が吸える、吐ける

・指や息のコントロールが容易

・長く演奏してい疲れない

 

ということが実現できる姿勢が、「楽で良い姿勢」である、と私は思います。

社交ダンスでは見た目も重要ですが、リコーダーを吹くにあたっては、見た目より良い演奏が長く続けられる方がいいですね!

 

具体的にはどのような姿勢でしょうか?想像してみてください。

 

・重力に抗することができる、物理的に安定した姿勢

・筋力のエネルギー消費が少ない

・指や息を動かすのに楽に緊張しないで動かせる

 

このような条件を満たす姿勢として、以下のような姿勢・状態を提案します。

 

・立位では体の全面、背面、側面から見たときに、頭部・体幹・骨盤・四肢がきれいに整列している状態(物理的安定)

・座位では、上半身の重心線が頭頂部から骨盤部まで垂直に降り、骨盤部から脚部が直角になる。足部は垂直に地面をとらえる。

・頭部・体幹・骨盤・四肢がきれいに整列しているがゆえに、支える筋肉のエネルギー消費が全体として少なくなる

・その結果として、不要な指や息への緊張感がなくなりスムーズに動ける状態

 

この状態は、先ほど紹介した社交ダンスの姿勢、PCを見るときにやりがちな「楽な」姿勢とは異なります。

社交ダンスでは背中の筋肉が張りすぎで、同じ姿勢を続けるのが困難ですし、PCでの楽な姿勢は、楽な部分がある一方で、のどの緊張を高め、横隔膜の動きを抑制することになりがちです。

 

リコーダーを吹く場合、立位では以下図Aのように、頭の頂点、耳、肩、腰、足の重心線が垂直になるのが望ましいように思います。

重心線が垂直になることによって、骨格が体重を支え重力に抗することができる安定な構造になり、筋力の消費が少なくなります。

試しにAの姿勢を取ってリコーダーを吹こうと思った時の、息の状態を観察してください。

自分の横隔膜、腹筋、あばら骨、肩甲骨、鎖骨、のどの状態を確認してください。

少し姿勢を変えて、自分の感覚がどう変化するか、確認してみてください。時には鏡を見ることも有効でしょう。

B,C,Dの姿勢をあえて試してみるのも面白いと思います。

前傾、後傾、横に曲げてみるなど、A,B,C,D以外にもいろいろな姿勢を試してみてください。

座ったり、胡坐をかいたり、寝てみたり、思い切り力を入れてみたり、力を抜いてみたり…も、いいですね!

今までよりも「体全体が安定した感じ」「緊張感が少なくなる」「息がたくさん吸える」「長く保っていられる」

感覚があれば、その姿勢はあなたにとって望ましいものかもしれません。

 

自分の現在の「楽さ加減」を感じつつ、ほかにどのような姿勢を取ると、

・たくさん息が吸える、吐ける

・指や息のコントロールが容易

・長く演奏してい疲れない

という状態になるのか、改めて、自分の体をチェックしてみてください。

新しい感覚で、リコーダーを演奏することができる可能性があるかもしれません。

あなた自身の新たな可能性を見出し、良い演奏ができることを願っています!

 

極楽錠前の第10回演奏会まであと101日!

 

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